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2008_05
23
(Fri)10:52

DV的トラウマ

とっても淋しい気持ちを何時も抱えている事は何となくわかっていた。
彼の両親も家柄も、決して悪くなく明るいお母さんと、どっしりとしたお父さん。
活発で明るい妹。
経済的にも、特に問題はない様に見えていた。本人以外は…。

とっても優しくて、いつも気に掛けてくれる人だった。
困った事を察しては、気遣ってくれもした。

夜遅くに来る時は、危ないからと駅からタクシーを使って来いよ、とまで心配もしてくれた。
でも、それが私をコントロールし始めていた事だと言う事にその時は気付くはずもなく・・・。

何かに付け、干渉されている様な気がする様になってきた。

何で仕事こんなに遅かったんだ?
今のは誰?
誰から電話?
何処へ行くんだ?
こうしないとダメじゃないか。
勝手に出かけちゃダメじゃないか!
何時に帰ってくるか言って必ず時間は守るんだ!
出かけず今日は、家にいろ。電話入れるからいなかったらただじゃおかないからな。

でも、彼自身の事になると余計な介入も意見も認められなかった。
隠す事も嘘を付く事もあったと思う。

始めの頃、食事に行った時。
何食べたい?
だばこを吸うなら、はい灰皿だよ。
俺は、タバコに関しては何にも思わないタイプなんだよね。
人それぞれだし、自分がやめられないから気持ちが解るんだ。

それからしばらくして、ある時
何でタバコを吸っているの。
やめて欲しいんだよね。

???????。

平気って言ったよね。
多分、やめれない。

むすっとした表情。

車で移動している時に、丁度私のタバコが切れていた。
彼は、パカパカ吸っている。
タバコ頂戴って言えばあげるのに。

悪いけど、タバコ頂戴。

ヤダね。

・・・・・・?

そのうち、その彼の干渉する私への行動はストレスとなり、タバコも私は隠れて吸う様になった。
一緒にいるる時間を減らしていった。
友達とエンドレスで遊びに行ったり、帰りが遅くなると居留守を使い部屋で一人の時間をほっとするかの様に過ごし始めた。

一緒にいると息が詰まる様になった。

友達とエンドレスで遊んだあと、始発で帰る。
マンションが見えてきた時、マンションの入り口には彼の車が止まっていた。
間違いない。
マンションの入り口付近から、私の部屋を見上げる様に様子を伺っている。
知らない人が見たら、あれは全くの不審者にしか見えない行動だった。

慌てて、路駐している車の陰に隠れてしゃがんだ。

・・・私、何やってんだろう!?悪い事している訳じゃないのに、でも逢いたくない!

彼が諦めて帰った後、急いで部屋へ駆け込む。
電話の留守電が光っている。
恐る恐る聞いてみると、夜からずーっと留守電が何分かごとに入っている。
何処にいったのか、帰ったら電話くれ…。

ぞっとした。

当時、携帯を持とうと思っていたがお前には必要ないと持つ事を制限された。
信じられない!と今なら思うし、ありえない。
でも、その頃はいつも捕まる、居場所が解ると思い、かえって私には都合が良かった。

彼の親友に相談をしようと考えた。
他の友達を混ぜてや、3人で逢う時は何ともなく私と親友が親しげに話しても気に留めない。
そう言う事を気にするタイプじゃないからと彼も言っていた。

ある時、元気のない私を気遣い親友の方から持ちかけてくれた。逢う事になりファミレスに行った。
2人は上手くいってないの?

少し、私の気持ちを解ってもらいたくて話をした。
彼は、正常に私の話を理解してくれてはいたものの、異常なまでの介入に関してはそこまで深刻だとは考え過ぎだと言われた。

その日、彼のアパートへ行く約束していた事もあって寄ってみた。

足を投げ出し、ゲームをやっていた。
私の方を振り返る事なく、挨拶もなく、第一声が
何処で何してた?

隠す必要もないと考えた私は、彼の親友に誘われて少し話をして来た事を伝えた。
どうせ、親友から聞くに違い無いと思ったし。

何かが彼の逆鱗に触れたらしい。
恐ろしい形相で、暴れ、近くにあるものが全て私目掛けて飛んできた。

彼の行動はますますエスカレートしてきていた。
言う事聞かないと、思い通りにならないと押さえつける様になってきていた。
言葉の暴力も、身体への暴力も徐々に…彼は頭角を現し始めていった。

まずい、このままだと心も体もおかしくなる!と咄嗟に恐怖を覚えた。

気が済んだのか、彼はもう二度とそんな事はするな!と命令した。

仕事が休みで、ベランダに出て陽気に誘われコーヒーを飲みながら外を眺めていた。
勿論、タバコもそばに。

彼は仕事のはずで、来る事はありえない。
ほっと、これからどうしようかと心の決断をますます深く考えていた。

突然、背中に痛みを感じベランダの手すりに頭をぶつけよろめいた。
何があったのか理解出来ずに、振り返り見上げると、彼がそこに立っていた。

目があった瞬間、ふざけるな!馬鹿かお前は!こんな女こっちから願い下げだ!
私はきっと、彼に蹴られたんだと言う事を理解するまでにそんなに時間はかからなかった。

願ったり叶ったり。
これで、彼と問題なく離れられると言う安心感があった事は本当の気持ちだった。

でも何故!?

彼の母親が、
あの子が何かしたの?お願いあの子を捨てないで。
私達家族はあなたの見方だから、あの子が何か不都合をした時には遠慮なく言って頂戴。

んな訳ない!!
自分の息子が、何よりあの母親にとって大切だと言う事もその時悟った。

情けなくて、辛くて、わんわん泣いた…。

来るはずのない彼が、きっと母親に言われたのだろう。
私のマンションに来た。
どの面下げてここに来たの!
私は、あなたを許さない!

どれだけ私を自分の都合の良い様にしたい訳?
私はあなたのペットじゃない!
どうして、自分の事ばかり押し付けて、私を何処まで傷つければ気が済むの!

聞きたくない、聞きたくない、わんわん泣いた。

彼は、今までにない優しい言葉と態度でこう言った。

ごめん、ごめんそんなに泣かないで。
傷つけるつもりはなかった。お前が大切だったから何処にもやりたくなかったし、
ここに居れば安全だと言う事をわかって欲しかったんだ。
やり直そう。
きっと、お前も必ず俺のところに戻ってくるはずだ。

このままだと殺される、身の毛がよだった。
恐ろしかった。
お父さん、お母さん助けて…心からそう思った。

ある日、逃げる様に荷物をまとめ私はそこから引っ越した。
月日の中で薄れ掛けて言った記憶。
でも時折、フラッシュバックで苦しめられる。

前向きに前向きに・・・。

携帯を買った。
友達とも、楽しく毎日が楽しかった。

見慣れない番号からの着信。
留守電に入った声を聞いてぞっとした。

どうやってこの携帯を知ったのかなんて知りたくなかった。
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