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2008_07
10
(Thu)11:58

昔の記憶

幾つの時だっただろう・・・。
母の実家に法事で行かなければいけなかった時、まだ小学生だった気がします。

父は仕事で行けなくて、母と妹と電車で行くことに決まって・・・。
当日、父が私達を駅まで送ってくれて、ホームから電車に乗り込んだ。
窓際の席から、スーツ姿の父がいる。
見送ってくれている。電車が出るまでの間、何故だか心臓がばくばくしてきていた。

静かに電車が走り出す。
父は、静かに手をあげる。

何故だかわからない、何故なのか・・・。
もう、これで逢えないと思ってしまう程に悲しかった、苦しかった。
涙で父が見えない。
お父さん、お父さん・・・。

馬鹿ねぇ、何泣いてるの。永遠の別れでもあるまいし。
母の言葉が胸に突き刺さる。

違う、違う、あなたは何もわかっていない。
父を一人にしてしまうことが悲しかったのかも知れない。
そして、父がいないことに悲しかったのかも知れない。
不安でたまらなかったのではないだろうか。

また、感情を殺さなければならないきっかけが増えてしまった、きっとまた責任の所在は私に向かってくる、だから何も感じないようにしている方が楽な時間が増えただけ・・・。

自分を認めてくれる、自分の感情を認めてくれる、一番信頼出来る人と離れることは、私にとって自分自身の中の自分を殺すことと同等の恐怖だったんだ、と今だから思う。

何事もなく終わった法事の2泊3日は、母にとってとっても満足出来るものだっただろう。
これで良かったんだ・・・。

私は、何も思うことなく、何も感じることなく、自分の役目をただ出来る限り自分を亡くして頑張った。
母の気分を壊さない様に、母に怒られない様に、母に恥をかかせない様に・・・。

大きくなったわね、しっかりして凄いわね。
全然嬉しくなかった。
母の満足気な笑顔に怒りさえ覚えた自分に、消えてしまいたいと思うほど母にはわかってもらえてない事をただただ、目の当たりにした、それが法事で得た私の収穫したものだった。
悲しいぐらいに・・・。

でも、今少しずつ開放に向かって、母を理解出来る様になってきていると思うから、今更あの頃はあなたばかりに辛い思いさせたわね、なんて言葉を口にしないで欲しいと思う。

だって、今でも母は本当の意味で理解などしてくれていない事を私は知っているから。
せっかく、ここまでこれた私の心をこれ以上揺らさないで、そう思う。

いつか、最期の時がきた時に、産んでくれて、辛い時代を必死に生き抜いてくれてありがとう。そう心からお礼を言いたい、そうなっていたいと思う自分がいるから。

ひどいね、私って本当にひどい人だね・・・ごめんなさい、お母さん。

これからも、応援宜しくお願いします。
  ↓
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C.O.M.M.E.N.T

こんにちは

さとさんは、やさしい人なんです。
お母様に感謝の気持ちを持てるのは、すごいことだと思います。
別々の役割を持ってる母と子が理解しあうことは、とても難しいことですよね。
母親は子どもの、子どもは母親の分身ではない・・・気持ちまでは共有できないんですよね。
別々の人間なんだから。
家族って難しい。

2008/07/10 (Thu) 12:45 | kememilk #- | URL | 編集 | 返信

kememilkさんへ

コメントありがとうございます☆まさに、その通りだと思います!そうなんですよ・・・ホントに。嬉しかったです。ありがとう(#^.^#)

2008/07/10 (Thu) 17:54 | さと #- | URL | 編集 | 返信

こんばんは

小さい頃のさとさんかな?
お母さんの前では本当の感情を隠して、ピエロのように操られてる場面、法事ですね。
感情を隠すって結構我慢いりますね。
辛かったでしょうね・・・
よくがんばったと思いますよ、その頃のさとさん。
よく演技きったと思いますよ。

今度はさとさんがお母さんを十分に受け入れる番ですね。
家族といえど、相違う人格の集団。
それを受け入れあって、暖かな、やさしい家族って理想ですね。

2008/07/10 (Thu) 22:35 | オロナイン● #- | URL | 編集 | 返信

No title

その気持ち、すっごいすっごいすっごいわかる。

謝らないでほしいの。
辛かったねって言わないでほしいの。
だってどうせ同じ事またするんだもん。

辛い時をしょうがないって消化してるのに。

2008/07/10 (Thu) 23:49 | Little #- | URL | 編集 | 返信

オロナイン●さんへ

そう、幼いときの記憶です。ありがとう、ありがとう、本当にありがとう。自分の心と向き合いながら、受け入れて行くことにこれからも向き合って行こうと思っています。母が最期までわかってくれてないとしても、構わない、自分の中で解決しなければ終わらないことだと思っているから。母がどんな理由であろうとも、幼い私達を抱え時代を超えてきてくれた事にはかわりないことに、感謝できる様になっていたいです。

2008/07/11 (Fri) 05:47 | さと #- | URL | 編集 | 返信

Littleさんへ

Littleさんも辛かったね、そして今もきっと辛いんだね。わかってもらえたこと、凄く嬉しかった。本当にありがとう☆Littleさんの気持ち凄く伝わりました。お互いに、いつか消化していたいね!

2008/07/11 (Fri) 05:53 | さと #- | URL | 編集 | 返信

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